知能線と感情線が一本になっているのは、マスカケ線と呼ばれる大変めずらしい手相です。
知能線と感情線の交わり方により、 きれいな一本線のマスカケ線もあれば変形のマスカケ線もあります。
知能線と感情線が一本になっているのは、マスカケ線と呼ばれる大変めずらしい手相です。 この手相を持つ人は、強い個性を持ったタイプと言えるでしょう。
スケールの大きな夢を描き、平凡な価値観にとらわれません。 多くの人をまとめる親分的なポジションで、カリスマ性や才能などが発揮される場合もあります。
一方で、良くも悪くも個性が強いため、 所属する組織内で孤立してしまうなど、潜在的に持っている大きな能力を活かしきれないことがあるかもしれません。
久能山東照宮(静岡県静岡市)にのこる手形をみる限り、徳川家康はきれいなマスカケ線であったことがうかがわれます。
感情線が上に曲がらず知能線につながっているのは、変形マスカケ線です。 この手相を持つ人は、地道な努力を継続するタイプです。
自分の進むべき道や自分のやり方に信念を持ち、ブレることなくコツコツと努力を継続できます。 その結果として、やがて大きな成功をつかむ人もいるでしょう。
一方で、感情や愛情の表現があまり得意ではなく、どこか無骨な印象となるかもしれません。
感情線と知能線が部分的につながっているのは、変形マスカケ線です。 この手相を持つ人は、強い信念と柔軟さを併せ持つタイプです。
ひとつ上で紹介した変形マスカケ線に比べると、より柔軟さが強まり無骨さは弱まります。 自分を信じる強さがありながら、感情や愛情の表現力があり、仕事の進め方もよりクリエイティブになります。
どちらが良い悪いということではなく、それぞれタイプの違いです。