左右で大きさの異なる目を雌雄眼(しゆうがん)といいます。 誰でも左右がまったく同じ大きさということはありませんが、 明らかに目立つくらい大きさに違いがあれば雌雄眼と観ます。
雌雄眼を持つ人は、何かの能力が突出している人が多いようです。 そのため、仕事で大きな結果を残すことがあります。
一方で、何かの能力が突出している分だけ、言動が個性的になることがあります。 本人に悪気が無くても、周りの人に迷惑を掛けてしまうことがあるかもしれません。
雌雄眼の人は敵を作りやすいと言われます。 これは、本人に悪意があったり好戦的だったりするためというよりは、 高い能力で結果を残す一方で、平均的とは言い難い独特な個性で、クセの強さを感じさせるからかもしれません。
右目が大きい人は、いわゆる切れ者、やり手の人でしょう。 圧倒的に仕事ができるタイプです。
頭の回転速く、物事を素早く処理して、交渉にも強い。 辣腕をふるって結果を残していく優秀な人です。
一方で、周りにも自分と同じくらいの高い能力を要求をしたり、 家庭を顧みなかったりするなど、無自覚に何かを犠牲にしてしまうようなところがあるかもしれません。
左目が大きい人は、長期的な目線を持った人でしょう。
報われない場面でも状況が有利になるのを忍耐強く待ち、いつか来る日のために必要なものを揃えていきます。
長い時間を掛けてでも、自分の望む方向へ物事を導いて、大きな結果を残すタイプと言えるでしょう。
一方で、皆がうかれて楽しんでいるときに一人だけ仕事をしていたり、 どこか偏屈さを感じさせるタイプでもあります。
雌雄眼を鑑定する場合、上記の観たてはあくまでも女性の場合で、 男性の場合には左右の観たてが逆になるとされることがあるようです。
いまのところ、男女で左右の観たてが逆になるという印象はありませんが、 そのような観たてがあるからには、何か根拠があるのだろうとは思っています。
無責任で申し訳ありませんが、男女で左右の観たてが逆になるかどうかについては、 他のウェブサイトや書籍などを参考にしていただければ幸いです。