顔を上停・中停・下停の三つに分けて、その長さバランスでおおまかに鑑定します。 顔全体を縦方向に三分割した際に、上停・中停・下停が均等になるのがバランスの良い顔とされます。
上停は[髪の生え際]から[眉の下端]で、額・眉が含まれます。 中停は[眉の下端]から[鼻の下端]で、まぶた・目・鼻・頬骨が含まれます。 下停は[鼻の下端]から[顎の下端]で、下停には口・ほっぺた・顎が含まれます。
顔の上停(髪の生え際から眉の下端まで)が長い人は、ひらめきに長けた感覚的・知性的な一面を持つ人でしょう。 感性豊か、学業優秀、軽やかに仕事をこなします。
目上との関係に恵まれ、周りから可愛がられやすい人です。 祖父母や両親から恩恵を受けやすく、先輩や上司からも引き立てられやすいでしょう。
一方で、わがまま、気分屋、感情的になることがあったり、甘ったれに見られることがあるかもしれません。
見た目には、若く、あるいは、幼く見えます。 若年運の人相なので、30歳くらいまでの若い時期に人生の大勝負をしてみると良いでしょう。
顔の中停(眉の下端から鼻の下端まで)が長い人は、意思の強い人でしょう。 思考力があり、何事も自分でやりぬく実行力のあります。
社会性を備え、現実的な大人の考え方ができる人です。 努力をして実力を身に着け、社会的に活躍して実績を残します。
一方で、人に頼ることが苦手であったり、どこか気楽さに欠けることがあるかもしれません。
見た目には、大人びて、あるいは、落ち着いて見えます。 中年運の人相なので、若いころにはなかなか芽が出ないかもしれません。 若い時期には勉強や修行を重ねて実力を蓄え、人生の大勝負をするなら30~60歳の間くらいが良いでしょう。
顔の下停(鼻の下端から顎の下端まで)が長い人は、情を大切にする人でしょう。 懐の深さが感じられるタイプで、周りに安心感を与えます。
目下との関係に恵まれます。 面倒見が良いため、後輩や部下から慕われることも多いでしょう。 晩年になるにつれて、豊かな人間関係に恵まれるタイプです。
一方で、どこか地味に、あるいは、鈍いように見られてしまうことがあるかもしれません。
見た目には、どっしりとして見えます。 晩年運の人相なので、一生を通じて地道に頑張ることが何よりの大勝負と言えるでしょう。 若いころや中年期を通じて積み重ねた仕事や交流が、晩年の安定や人間関係につながります。