耳の内側にある、やや飛び出した部分を『対輪(たいりん)』、または、『廓(かく)』と呼びます。
廓(かく)の部分がどのくらい外側へ飛び出しているかで、その人の対外的な性格などを観ます。
耳の廓(かく)が出ている人は、自我の強い人でしょう。
廓は程々に出ているのが良いとされます。 適度に出ていれば、自分のアタマで考えて、自分の判断で発言・行動する、積極的・自発的な性格となります。
一方で、あまりに廓が出過ぎれば、 生意気・わがままな性格になったり、自己主張が強すぎて協調性に欠ける傾向が強まります。
耳の廓(かく)が出ていない人は、自我を抑えることのできる人でしょう。
自己主張が強すぎず、協調性に優れ、相手に譲ることが出来る人です。
一方で、あまりにも廓が出ていない場合には、 何事にも受け身で、消極的・内向的な性格になるかもしれません。
尚、一般的には、 耳の廓は長男・長女はあまり出ておらず、次男・次女や末子になるほど出ている傾向があります。